★スピーカーインストール2!ドアインナー固定・トリム防振・アウター製作★
久々に、デモカー製作記事を書かせてていただきます。
前回の、更新から1か月以上が経過し、もうやらないのか?!と思われてた
かもしれませんが、ちゃんと完成まで書くつもりです(^-^)

さて、前回の続きなので、今回もスピーカーインストール(ドア編)です。
木で製作したインナーバッフルは、耐久性を考慮し防腐処理をして車両ドアに固定します。
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固定は、純正スピーカーが留めと同じところを使用しているので3点留め。
2層目(リング)のインナーの位置の関係上表からボルトが
通せない箇所があるので、3カ所とも裏からボルトでガッチリと締めてます。

インナー鉄板側の制振処理は、サービスホール埋めをメインに
部分的に処理をしています。
使用素材は、STP BOMB、STP GOLD AERO、レアルシルトを
適材適所に使用しています。通常の防振プラン2よりも、ややライトな仕上げです。
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続いて、内張り側の防振処理です。(防振プラン3に相当します)
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内張り裏から、制振材を適量貼ってます。
純正で、貼ってあるシンサレート(白い物)は吸音効果大ですので再利用。
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その他のスペースには、スポンジ系吸音材(カームフレックス)を使用して
全面に隙間なく張り込みます
内張りが浮いたりしない様、貼り過ぎ注意ですが、極力、鉄板側との
空間を無くすように、処理します。
目的は、スピーカーの動きに連動して内張りも振動します。
よって、内張り自体もスピーカーと同じく音楽を奏でようとしますので
それを抑える事が目的です。内張りはスピーカーではないので、鳴っても
良い音しないですし、スピーカーの音の邪魔にしかならないですから!

スピーカーは音を出す時に、前面にコーン紙は出てきます。
その反作用で、後ろに向かって力が働きます。それを受け止めるのが
バッフルであったり、制振処理になる訳で、2WAYスピーカーのミッドウーファーの
様な広帯域を再生するスピーカーの鳴り方には、かなり大きな影響を及ぼす事は、
想像できると思います。

ですから、バッフルにメタルを使ったり、硬い素材の木を使ったり、
また、ハイブリッドにしてみたりと、状況に応じて多種多様な方法があるのです。
ちなみに、このデモカーは、『オールWOOD』での製作です。(2種類使用)

続いて、アウターになる部分の製作です。
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先程取付た、インナーバッフルの延長上にリング状のアウターバッフルを
製作していきます。
インナー部と合わせると合計40mm以上になってますが、奥に行くに伴って
開口を広く取り、背圧の空気移動はスムーズにいくように処理してます。

内張り形状に合わせて、パテで型取り・・・・成形していきます。
見てお解りの様に、かなりコンパクトなバッフルです。

ドアの完成も大分見えてきたところで、今回は終了です。

完成まで、もう一息です!

では

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現在(2017/6/15)既に、DS-SA1000試聴DEMOカーは完成してます。
いつでも聴けます!

これは、DEMOカー製作工程を過去にさかのぼって、書いている記事です。
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